2017年2月19日日曜日

塩タブレットを作った

 この前作った炉で遊ぶのが楽しくてマイブーム.



 私は何かを作るときにアルミホイルをよく使うので,使用済みのものを融かして遊んでいます.

 そして今日は食塩の融解に挑戦してみました.今まではアルミニウム(融点660℃くらい)までしか試していませんでしたが,果たして食塩(塩化ナトリウム,融点800℃くらい)を融かすことはできるのでしょうか?

 

 特に工夫はなく,容器に食塩を入れて加熱.蓋をして加熱すること20分・・・


 わぁい!融けた!
 さらさらした透明の液体になりました.これを食塩のくぼみのなかに流し込めば・・・


 塩タブレットの完成!




2017年2月18日土曜日

manganese

 Hi.今日はマンガンで遊んでみました.
 
 マンガン乾電池の中に入っている黒い粉・・・二酸化マンガンが主成分ですが,こいつをなんとかして金属マンガンにしたいと思い,今朝,黒い粉と不純物だらけの塩酸をビーカーに入れ,塩素の臭いに耐えながら反応を待ちました.黒い粉のせいで溶液の色の変化はわからなかったのですが,酸化マンガンと塩酸が反応してピンク色のマンガン(Ⅱ)イオンが遊離していることを期待し,わくわくしながら濾過したのですが・・・

 えぇ・・・.なぜか緑色の溶液になってしまいました.これはおそらくマンガン酸イオン(MnO42- )によるものと思われます.塩酸が薄かったせいで思うように反応が進まなかったのでしょうか.よくわかりませんがこのとき私はなぜかこいつをさらに酸化しようと考えてオキシドールを加えました.

 何が起こったのかわかりませんがオレンジっぽい色になって楽しかったです.ちなみに加熱すると酸素が出てきて溶液は緑色に戻ります.本当に何が起こっているのかわからないです.

 また,上の溶液(緑色の溶液)に水酸化ナトリウムを入れると褐色沈殿と白色沈殿が生じました.

 どちらも水酸化物沈殿特有のどろどろした感じがあります.白色沈殿は水酸化マンガン(Ⅱ)(Mn(OH)2 ) 褐色沈殿は水酸化マンガン(Ⅳ)(MnO(OH))だと思います.

 う~ん・・・

 よくわかんないし,とりあえず電解しちゃえ☆



 緑色の溶液を電気分解している様子です.片方の電極からは褐色の何かが出ているのがわかるかと思います.

 向かって右の電極のほうが低電位(こっちの電極から電子が出ている)です.塩素ガスとともに褐色の何かが出ています.これは二酸化マンガンだろうと思いますがこれもよくわかりません.もう一方の電極からは盛んに泡が出ていますね.しばらくすると・・・

 電位の低い方の電極からは赤っぽい溶液が生じるのがよくわかるようになりました.色からして過マンガン酸イオンと思えますがどうなんでしょうか.そして左の電極からはなんと樹状の金属が生えているではありませんか!

 写真だとわかりにくいですが灰色っぽい銀色で,ところどころ金属光沢が見られました.

 やったね.たぶんマンガンでしょ(適当).
 
 電解で発生した塩素ガスのおかげで炭素電極の固定使っていたクリップが十数分で錆びました.

 電解始める前は新品でぴかぴかだったんですが・・・.まさかここまで錆びているとは,,,


 なんだかとても適当な実験でしたが,なんとかマンガンっぽいものを回収できたので個人的には大変満足しています.もう少し実験を進めたらより効率よくマンガンが回収できると思いますが,この反応だと塩素ガスが発生する操作が2回もあるので,どうにかして塩素が出る工程を減らしたいと考えています.

 今日はここまで.春休みに入り,いろいろな実験(特に化学系)をしていますがNTの進捗が・・・.

 あ,そうだ.この前ニコ動に動画を投稿したのでよかったらみてください.



 それでは,だすびだーにゃ.





2017年2月11日土曜日

空気から酸化剤を作る

 ハーバー・ボッシュ法はよく「空気から火薬を作る」などと言われますが,大気中の窒素のほかに水素を用意する必要があり,「空気から」とは言い難い部分があります.対して今日の私は空気中の酸素と窒素を用いて直接硝酸を得たため,ハーバーやボッシュよりも空気から火薬を作る男に近いのであります.

 今日は硝酸メイカーで作った硝酸と薬局で買ったセスキ炭酸ソーダを用いて硝酸ナトリウムを作ってみました.

 これにお砂糖を混ぜるとあぶない粉ができます.

 火をつけてみるとほらこの通り


 お砂糖(ショ糖)は単独だと燃えにくいのですが,硝酸ナトリウムが酸化剤として働くことで簡単に燃えるようになります.たくさん煙が出るのでびっくりしました.

 今回は家にちょうどいい塩基性のカリウム化合物がなかったためナトリウム塩を作りましたが,例えば炭酸カリウムや水酸化カリウムを用いて硝酸カリウムとすることで,酸化剤としてではなく肥料としても使用できるようになると思います.でもそれを作るのに結構エネルギーを使うのであまりオススメできませんね.

 現在の硝酸メイカーはあまり効率が良くないので近いうちに改良したいです.


2017年2月2日木曜日

イルカを食べた

 今日はスーパーでイルカを見つけたので買ってきました.水銀補給要因.

 なかなか珍しいお肉ですね.クジラはよく見るけれど,イルカはなかなか食べないんじゃないかなと思います.ところでこれ,なんのイルカなんでしょうかね.真っ白の皮がついています.

 ホラ.触っちゃってますよイルカの肌に.よく水族館のイルカショーなんかで飼育員さんの投げたボールをキャッチできたらショーの後にイルカに触れるというのがありますが,これを買えばイルカの肌を触り放題なワケです.
 写真からもわかるように,白くて厚い皮の下に分厚い脂身があります.


 なんだかんだでステーキになりました.中まで火を通さないといけないと思い,長時間加熱したため肉は随分とパサパサになってしまいました.味付けはもちろん最高ですが肉が結構生臭いです.レバーみたいな食感.また,皮は弾力があり,脂身は噛んだ瞬間に液体になるくらいジューシーであんまりおいしくないです.

 調理の反省点としては,予想以上に生臭かったので臭みを消すような下処理を念入りに行うべきであったことが挙げられます.今回はステーキにしましたがパサパサになるのと,脂身がステーキ向けでないことから,シチューなど汁物の具として用いるのが良いのではないかと思います.


 結論
 クジラの刺身が食べたい.



2017年1月23日月曜日

Methane Maker

 おはようございます.化学合成用にヨーグルトメイカーを購入したのですが微生物の培養に使い始めてしまい結局追加でヨーグルトメイカーを注文しました.

 それはそうと私は数日前にメタンメイカーを作りました.

 右の瓶の中にイカの内臓やバナナの皮,米のとぎ汁,泥などを入れてあり,そこで発生した気体を左の試験管に水上置換で集めるような構造となっております.瓶の中で細菌がメタンや水素などの可燃性ガスを作ってくれるとうれしいな,という装置です.

 そして今日,様子を見てみると試験管に気体が溜まっていました.

 この気体に期待してろうそくの火に近づけてみたのですが燃えませんでした.残念.

 今回の気体が燃えなかった理由としては,この記事の一枚目の写真からもわかるかと思いますが,瓶の中が好気的な環境になっていたことが挙げられるかと思います.微生物が好気呼吸を行うことで二酸化炭素が発生した可能性があります.そのうち瓶の中の酸素がなくなるので放っておけば嫌気的な環境になると思います.また,瓶にもっと生ごみを入れて空気を少なくすればより早く酸素がなくなり,細菌の餌も増えるでしょう.
 ということで,瓶がいっぱいになるまで生ごみを足す予定です.

 好気呼吸であれ嫌気呼吸であれ,部屋が結構寒かったにもかかわらず数日で試験管がいっぱいになるほど気体を出してくれたのは驚きです(室温8~13℃でした).



2017年1月18日水曜日

中和滴定

 注文していた器具や試薬が昨晩我が家に届きました.

 Foo!これでやっと蒸留ができます.うれしい.でも今回の記事ではこのセットは登場しません.

 そして滴定のための1N-NaOHaqも届いたので早速中和滴定してみることに.目的は硝酸メイカーの実力を知ることです.大まかな実験方法は以下のようになりました.

 実験方法
 900mLの瓶の中で3分間放電(300W,20mA)させ,その瓶に精製水(以下,水と呼ぶ)20mLを入れ蓋をしてよく振り混ぜた後遮光して冷却し,これを溶液1とした.また,pH試験紙と水をビーカー中で攪拌し,色素を抽出しこれを指示薬とした.別のビーカーにピペットで溶液1を5mLはかりとり,指示薬を少量加えた.これにメスピペットで1mol/LのNaOH溶液を指示薬の色が中性を示すまで滴下し,滴下したNaOH溶液の体積を記録した.溶液1を用い,上の操作を3回行った.

 今回はビュレットの代わりにピペットを用いました.使いづらかったです.





 滴定の様子.楽しんでいるのがわかるかと思います.

 3回の滴下の結果,滴下量の平均は0.28mLとなりました.予想よりも少ない量で滴下終了となってしまったので次回はより正確な測定を行うためにNaOH溶液を希釈しようと考えています.
 滴定の結果から,この実験でできた硝酸の濃度(亜硝酸も含みますが)は0.056mol/Lであるとわかりました.これより,この実験では1.1*10^-3molの硝酸ができたことがわかります.亜硝酸を含んでいるため硝酸に限るとどれだけの濃度・物質量になるのかは不明です.どうにかして調べたいですがなかなか難しそうです.
 今回の硝酸の収率は15%以下でした.放電3分,水20mLという組み合わせでしたが,これからは主に放電時間と水の量とというパラメータと生成する硝酸の量の間にはどのような関係があるのかを調べていきたいと考えています.

 それでは,До свидания.


2017年1月17日火曜日

ガラス細工と硝酸銅

 今日はガラスパイプを炙っていろいろ作って遊んでみました.
 まずはガラスパイプの両端を閉じて空気を封入しました.実は二酸化窒素を封入したかったのですが,我が家の硝酸メイカーで出せる二酸化窒素が薄すぎるために細いガラスパイプに入れると見えないという問題が出てきたので断念しました.

 また,ピペットなんかも作って遊びました.炙ったガラス管を引っ張って延ばし,切断した後にまた先を炙って丸くするのですが,加熱しすぎると先が閉じてしまい,うまく仕上げるのが難しかったです.


 ガラス細工はあまり得意ではないのですが,ちょっとしたものを作って遊ぶのは楽しいですね.

 また,今日は硝酸銅の合成に挑戦してみました.硝酸メイカーで作った薄い硝酸に,炙って酸化させた銅線を入れて暗いところで放置しました.

 銅線を入れてしばらくすると泡がたくさん出てきました.予想していたよりも多くの泡が出ていたので満足です.さらに時間が経つと溶液が青色になっているのが観察できました.


 今回はここから,硝酸銅を固体として取り出してみようと思いました.まずはろ過をする必要がありますが,溶液の量が少ないことと,ガラス細工が楽しかったことから,今回は自作のろ過管を用いました.

 ガラスパイプの片方の端を炙って出口を狭くしただけの簡単なものです.これに脱脂綿を軽く詰めて使います.


 こんな風にね.
 あとはこの溶液をホットプレートで加熱して水を飛ばします.

 濃縮途中の写真.熱いのを我慢して容器を持っています.落とすと危ないのでやめましょう.
 結果,意外と多くの硝酸銅らしき固体を得ることができました.


 やったね.
 現在の我が家の設備ではこの量の硝酸銅を秤量する設備がないのでどのくらいできたのか調べることはできませんが,この操作を繰り返して硝酸銅をたくさん集めたら1回あたりにできる硝酸銅の量,また1回あたりに硝酸メイカーが作ることができる硝酸の量を調べることができるのではないかと思います.また,硝酸メイカーで作った硝酸を硝酸銅として保存することで使いたいときに硝酸を取り出すことができたり,あるいは硝酸を濃縮することもできると考えています.

 それでは今日はこの辺で.